「銀ちゃーん、とあそぼー」
「あー、ちょっと待ってろ」
「銀ちゃーん、待てないー」
「…じゃあどっか行くかー」
「うん!ねー…「ちょっと銀さん!」…むー…」
発言を邪魔された(小さくなった)は膨れっ面でうつむいた。そんなの頭を撫でながら、新八に答える。
「んだよ新八」
「だからさっきから説明してくださいって言ってるじゃないですか!」
「そうアル!何でがこんなに小さくなってるアルか!」
「知らねーよ」
新八と神楽が説明しろという対象の。当の本人は全く事態が理解できていない。つーかいくつの姿だよ。俺を銀ちゃんって呼んでっから…あー、わけわかんねーなオイ。
「銀ちゃーん」
腰の辺りまでしかない身長だから、必然的に俺を見上げることになる。やたら可愛いなコノヤロー。
「このひとたちだーれ?」
こてっと首を傾げる仕草も久しく見ていない。今のがやってもきっと可愛いが絶対やってくれそーもねェな。
「、私がわからないアルか?」
「え、僕も!?」
衝撃を受けた奴らはに近寄るが、は驚いて俺の後ろに隠れた。
「お前覚えてねーの?」
「知らなーい…」
そういやこいつ、これぐらいの歳のとき、極度の人嫌いがやっと治りかけてたんだっけ?
「ホントにこの子アルか?」
「どういう意味だよ」
「銀ちゃんとの隠し子じゃないアルか?」
「やっぱ俺らそんな関係に見える?」
「神楽ちゃん、違うみたいだね」
「そうネ、だいたい銀ちゃんに隠し子がいたとしても、にそういうことはないヨ」
「お前ら俺を何だと思ってんの?」
「「マダオ」」
ったく…、こいつらなめてやがるな。
「とにかく、この子がさんだとして、どうしてこうなったのか知る必要がありますよ」
「銀ちゃんホントに知らないアルか?」
昨日の記憶を探る。
「…ダメだな、飲みに行ったのだけしか思い出せねェ」
「誰と一緒だったアルか?」
「と……」
「これはしばらくかかるアルな」
「そうみたいだね」
そんな中、本人は一人だけ取り残され、首を傾げていた。
「銀ちゃーん?」
…何か目覚めそうなんだけど。こいつ可愛いんだけど!
調子に乗って第2話!ww
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